歯列矯正治療で顎関節症が治るのか?千葉の歯医者もぎ矯正歯科医院

歯列矯正治療で顎関節症が治るのか?

矯正治療をすれば顎関節症が治る?

矯正治療を専門にしていると度々この質問を頂くことがあります。
結論から言うと「治ることもなくはない」という曖昧な答えが答えです。

矯正治療と言うのは、基本的に歯列を矯正する治療です。
顎関節の不具合を直すことを目的とはしていません。
ですが、やはり矯正治療を行ったことで 咬み合わせが良くなり、歯列矯正治療の副産物として結果「顎関節症が治った」や、「肩こりが治った」、または「腰痛が緩和された」というコメントをいただくことがあって、その理由はたくさんあるのですが、正しい歯列になることで、 咬み合わせなどが正常になり今まで偏っていた負担へのバランスが改善されてそのような副産物的な結果が伴って表れた、という見解なのです。

もちろん、顎関節症というのは 咬み合わせだけが原因とは限りません。
びっくりするほど要因がたくさんあります。
先天性的な骨格の問題であったり、会社でのストレスによってだったり、全身的なホルモンの異常が原因ということもあります。

程度によりますが、私自身も中程度の顎関節症であれば対応できます。
ですが、『中程度って何?』ってことになります。
それは実際に検査をして診てみないと分かりません。
顎関節症は、厳密に言えば人の顔が双子であっても違うように、関節の形も違うので「診ないと分かりません」。

矯正治療中に顎関節症の治療が受けられるか?

これも千差万別、治療法が1つじゃないので断定は出来ません。
逆に言えば、矯正治療中に顎関節症になる患者さんもいらっしゃいます。
その時は状態によりますが、矯正治療を1度中断して顎関節症の治療を優先することもあります。

矯正治療中に顎関節症の治療は「受けられる場合もあれば受けられない場合もある」というのが答えです。

顎関節症には、歯ぎしりから噛みあわせの不一致、あごの痛み、口が開かない・・・様々な症状があります。
私は『慢性的なヒザの痛み』に例えて説明することがあるのですが、何らかの要因でヒザに痛みを抱える方がいらっしゃったとします。確かに痛いのですが、ちょっと使わないで放っておくと痛みが緩和されたり、痛くない日があったりするケースに似ていると説明します。
これは、良くなっているとか悪くなっているという安易な答えではなく、もしかしたら良くなっているかも知れないし、慣れてきているのかもしれません。
顎関節症は外科的アプローチとか歯科的アプローチな部分であるとか、未だに医療の上で様々なグループがあり、それらを研究する方々によっても答えや解決に導くアプローチは様々です。

顎関節は頭蓋骨につながる大変デリケートな部位であり、人の顎というのはアジア、欧米、国々によっても顔の形が大きく違うように医療として扱う面でも非常に難しい分野でもあります。
歯科医師としても難しい分野でもありますので、くれぐれも皆さんには、インターネットの情報を鵜呑みにして自分で治そうとはしないように注意喚起したいです。
大変なことになりかねません。

最後に、これは私見ですので他の考えをもつ先生方もいらっしゃるかもしれません。

矯正治療と顎関節症については、また書きたいと思います。

 

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